世界一わかりやすい金利の本

完全に良書です。経済動向が一気に分かるようになる本でした。

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長期金利は新発10年物国債

流通利回り

債券価格が上昇、利回りは低下

債券価格が下落、利回りは上昇

受け取る利子が決まってるから債権価格上がれば利回りは低下するし、価格下落なら利回りは上がる


インフレしないと思うなー、デフレになるかも

金利固定されてる方がいいな国債買っとくかって人が増える→価格上昇で利回り低下


インフレするな金利上がるっしょ、債券売って株とか買お。価格下落、利回り上昇

なら


好景気、企業活動活発化、設備投資、個人消費も活発化、資金需要が高まり、金利は上昇。


ある程度まで上がると不景気に入り、利払い負担が増えて企業の利益減少、給与減少、消費活動低下、生産調整、設備投資抑制、資金需要減少、金利は減少する。


金利はスタビライザー安定化装置機能があり、インフレ、デフレが極端に進まないよう歯止めをかけている。


長期金利は経済成長率と連動している


長期金利上昇→経済成長高く

長期金利減少→経済成長低く


物価が上がれば金利は上昇する

物価ぎ下がれば金利は減少する


伝統的経済政策はインフレなら金融引き締め、デフレなら金融緩和


FRBがテーパリングし金融引き締めにかかることで経済活動低下による株価下落を世間は懸念している。


日銀の異次元緩和の出口戦略はどうなるのか。


日本経済を読み取る5つの指標

鉱工業生産→製造業の生産活動状況

日銀短観→企業の抱く景況感

実質GDP第1次速報→日本経済全体の動き

機械受注→設備投資の状況

消費者物価指数→小売のモノサービスの物価動向


何となく日々の生活で、値段上がったな、、、

→インフレの兆候かも?


要人発言はポジショントークとヘッジがかかっていることを念頭に入れておく。